サンプル:X12 フォーマットのEDI ドキュメントをCSV に変換する

CData Arc を使用することで、ドキュメントの変換をEDI 統合に簡単に組み込むことができます。以下のサンプルプロジェクトは、CData Arc の様々なコネクタを使用してEDI ファイルをCSV ファイルに自動的に変換する方法を説明しています。付属のサンプルコネクタ構成では、医療業界で利用される Health Care Benefit Eligibility Inquiry(EDI 270)(医療適格性給付の照会)メッセージを CSV ファイルに変換します。

サンプルEDI ファイルにドロップ

サンプルの使用を開始するにはCData Arc をダウンロード&インストールします。(30日間の無償トライアル)次にサンプルプロジェクトをダウンロードし、内容を抽出してCData Arc のインストール場所にある「data」フォルダにコピーします。Windows の場合、これはデフォルトでC:\Program Files\RSSBus\CData Arc です。Linux/Unix/Mac での、CData Arc のJava ビルドに関しては、ドキュメントを参照してください。

EDI ドキュメントをX12 からXML に変換する

X12_IN コネクタは、EDI ドキュメントを検証し、ファイルデータをX12 フォーマットからXML フォーマットに変換するX12 コネクタです。サンプルパッケージには、Health Care Benefit Eligibility Inquiry(EDI 270)(医療適格性給付の照会)のサンプルドキュメントが含まれています。ドキュメントを手動で変換するには、フロータブに移動してワークスペースでX12_IN コネクタをクリックし、インプットタブを開いて変換するドキュメントを選択し、「送信」ボタンをクリックしてファイルを処理します。

オートメーションを構成する

変換を自動化するには、X12 コネクタをクリックし、設定タブの下にあるオートメーション設定セクションで「送信」オプションを有効にします。次に、フローのワークスペースでX12 コネクタの左側から青い円を選択してMAP_TO_FLAT_XML の右側にリンクします。そうすることによってCData Arc は、コネクタのインプットディレクトリに送信されたX12 ドキュメントを自動的に変換し、アウトプットXML はフロー内の次のコネクタに移動されます。

ネストされたXML をフラットXML にマッピングする

MAP_TO_FLAT_XML コネクタは、二つのテンプレートファイル間にビジュアルなXML エディタを提供します。サンプルパッケージでは、このコネクタは、EDI 270 フォーマットのXML ドキュメントからネストされた要素をフラットな XML ドキュメントに変換し、最終的にはCSV ファイルに変換するように構成されています。このサンプルコネクタでは、最初のマッピングを作成するためにソースと宛先で別々のinput.xml ファイルとoutput.xml ファイルを使用しています。XML マッピングにCData Arc を使用する方法については、オンラインのヘルプドキュメントを参照してください。

要求されたサービスコードとプロシージャコードをCSV 変換する

CSV コネクタは、フラットXML ドキュメントのデータをCSV ファイルにマッピングします。このサンプルでは、要求されたサービスコードとプロシージャコード、プロバイダ、サブスクライバ、およびトレース情報について提供されている他の詳細とともに取得し、それぞれをCSV ファイルの個別の行として格納します。CSV コネクタはテンプレートファイルを必要とせず、XML タグをヘッダーとしてアウトプットCSV ファイルに自動的に適用します。

MAP_TO_FLAT_XML およびCSV コネクタの場合、最後に、変換を自動で実行するか手動で実行するかを決定します。デフォルトでは、コネクタは自動処理に構成されています。

オートメーションを構成する

変換を自動化するには、MAP_TO_FLAT_XML またはCSV コネクタのいずれかをクリックし、設定タブをクリックしてスクロールし、チェックボックスを選択してオートメーションを有効にします。これにより、コネクタは送信フォルダに配置されたファイルを自動的にマッピングします。

手動で変換を実行する

手動で変換を実行するには、MAP_TO_FLAT_XML およびCSV コネクタのオートメーション設定を無効にします。次に、MAP_TO_FLAT_XML またはCSV コネクタに移動して送信タブをクリックし、マッピングするファイルを選択して「送信」ボタンをクリックします。フローワークスペースで接続されているコネクタの場合、ファイルはコネクタ間を移動します。

その他の情報と次のステップ

CData Arc を使用することで、データ変換をEDI ソリューションに統合し、EDI ドキュメントのデータをCSV ファイルに簡単に変換できます。CData Arc のその他の情報については当社のホームページをご覧ください。ビジネス文書のやり取りをコントロールするには、30日間の無償トライアルをダウンロードしてください。



Download & Install Sample

Already running CData Arc? This sample will setup CData Arc with the data and connector configurations referenced in this article: